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ロシアとウクライナ50人ずつ捕虜交換 UAEが仲介か

2022年11月25日 12:15

ロシアとウクライナは24日、50人ずつの捕虜交換を行いました。この捕虜交換をめぐってはUAE=アラブ首長国連邦が仲介にあたっていたと一部の報道機関が伝えています。

ロシア国防省は24日、「交渉の結果、ロシア軍人50人がウクライナから帰還した」と発表しました。50人対50人の交換だとしています。

これについて、ウクライナのゼレンスキー大統領は関係者に感謝したうえで次のように述べました。

ゼレンスキー大統領「すべての捕虜を解放するため、ありとあらゆる手を尽くす」

今回の捕虜交換をめぐり、ロイター通信は関係筋の話として、「UAEの仲介でロシアとウクライナの代表が17日に会談し、捕虜交換を条件にロシアからの肥料用アンモニアの輸出再開について協議した」と報じています。

一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官はこの報道について「何も知らない。何も言えない。初めて聞いた」などと事実かどうか明言を控えています。