ロシア側“テロへの報復攻撃だ” 9日の大規模ミサイル攻撃
ウクライナ全土への9日のミサイル攻撃について、ロシア国防省は、ウクライナによるテロへの報復攻撃だと述べました。
ロシア国防省報道官「テロ行為について、ロシア軍は大規模な報復攻撃を実施した」
ロシア国防省は、大規模ミサイル攻撃について、2日にウクライナ工作員がロシア西部に侵入し、住民を殺害したとする事件への報復攻撃だと発表しました。
この攻撃では、南部のザポリージャ原発周辺の送電網が損傷し、一時的に外部電源の供給がたたれる事態となりました。その後の復旧で、再び外部電源につながったということです。
IAEAグロッシ事務局長「(外部電源喪失は)今回で6回目だ。繰り返すが6回目だ。このようなことが何度も続くようであれば、いつか私たちの運は尽きてしまうだろう」
IAEA(=国際原子力機関)のグロッシ事務局長は、深刻な事態を招きかねないと危機感をあらわにしました。