台湾本島への攻撃想定した模擬演習か 中国軍軍事演習3日目
中国軍は、6日も戦闘機や艦船を投入して実弾軍事演習を続けました。台湾側は、台湾本島への攻撃を想定した模擬演習を行ったとみて、警戒を強めています。
中国軍は、6日も3日目となる大規模な軍事演習を行いました。中国軍によると、艦船や戦闘機、ミサイル部隊が参加し、陸地への攻撃や海上の侵攻を想定した演習を行ったということです。
台湾側も、中国軍の多数の戦闘機や艦船が台湾海峡の中間線を突破したと発表しました。中間線は台湾海峡に設定された中国と台湾の事実上の停戦ラインとされてきましたが、中国軍は連日、突破しています。
台湾側は、中国軍が台湾本島への攻撃を想定した模擬演習を行ったとみて、警戒を強めています。
中国国営テレビは、中国軍が台湾の艦船を至近距離で撮影した画像も公開、さらなる圧力をかける狙いがあるとみられます。