ロシア裁判所、ジャーナリスト2人の拘束決定 反体制派指導者陣営に協力したとして
ロシアの裁判所は、反体制派指導者ナワリヌイ氏の陣営に協力したとして、ジャーナリスト2人を少なくとも2か月間拘束すると決定しました。
AP通信などによりますと、プーチン大統領と対立していたナワリヌイ氏の陣営のインターネットへの動画配信に協力したとして、ロシア人のジャーナリスト2人が拘束されました。2人はいずれも容疑を否認しているということですが裁判所は、少なくとも2か月間拘束することを決定しました。
また、26日には、アメリカの経済誌「フォーブス」ロシア語版の記者が、軍に関するうその情報を広めた疑いで拘束され、その後、自宅軟禁されたと報じられています。
ウクライナ侵攻以降、ロシア当局は反政府活動やメディアへの弾圧を強めていて、プーチン氏の通算5期目の大統領就任を前に、政権に批判的な動きへの取り締まりを強めているとみられます。