露がベラルーシと合同軍事演習 露ミサイル攻撃受けたドニプロで死者40人、25人が行方不明
ロシアとベラルーシの空軍による合同軍事演習が16日、ベラルーシ国内で始まりました。ロシアは去年、ベラルーシからもウクライナに侵攻していて警戒が高まっています。
ベラルーシ国防省によりますと、合同演習は16日、ベラルーシ国内の空軍基地などを拠点に始まりました。演習は2月1日までの予定です。
ベラルーシ側は「防衛的な性格のものだ」としていますが、ロシアとしては、ウクライナ側に激戦が続く東部だけでなく北部も警戒させ、戦力を分散させる狙いがあるとみられます。
一方、14日にロシア軍のミサイル攻撃で大部分が崩壊したウクライナ東部ドニプロの集合住宅では、現場近くに献花台が設置されました。
ウクライナ非常事態庁は16日夜の時点で、子ども3人を含む40人が死亡、いまも25人が行方不明だとしています。