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台湾地震から1週間 観光業への影響懸念

2024年4月10日 11:33
台湾地震から1週間 観光業への影響懸念

台湾東部沖を震源とする地震から10日で1週間です。

被害の大きかった国立公園は無期限の閉鎖となっていて、観光業への影響も懸念されています。

3日に発生した台湾東部沖を震源とする地震では、これまでに13人が死亡し、6人と連絡が取れないままとなっています。

6人の多くは、東部の景勝地、太魯閣国立公園内にいるとみられていますが、相次ぐ地震による落石などの影響で、捜索は難航しています。

こうした中、台湾当局は8日、復旧の見通しが立たないとして国立公園の無期限の閉鎖を発表しました。

太魯閣は峡谷の雄大な風景で知られ、毎年、外国からも多くの観光客が訪れていましたが、復旧には3年から5年かかるとの見方もあり、地元経済への影響が懸念されています。