米1月~3月期決算 アップル過去最高益更新…アマゾンは7年ぶり赤字
アメリカのIT大手各社が28日、今年1月から3月期の決算を発表しました。アップルが過去最高益を更新する一方、アマゾンは7年ぶりに赤字に転落するなど明暗が分かれました。
アップルの売上高は前の年の同じ時期と比べ8.6%増加し、日本円でおよそ12兆6500億円、純利益が5.8%増加しおよそ3兆2500億円となり、ともに同時期の過去最高を更新しました。
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ロシア市場から撤退したことによる影響は今期は限定的だったとしています。
また、ツイッター社の売り上げは16%増の1500億円あまりで1日あたりの利用者数も16%増えて2億2900万人にのぼりました。
アメリカメディアはイーロン・マスク氏の買収を前に今回の決算が上場企業として最後の発表になる可能性があると伝えています。
一方、アマゾン・ドット・コムは7年ぶりの赤字転落となりました。売上高は7%増え15兆1000億円あまりでしたが、出資する新興電気自動車メーカー、リビアン・オートモーティブの株価が急落したことを受け、最終損益はおよそ5000億円の赤字となりました。