“ゼロコロナ政策”掲げる中国で感染者増加…団地や学校封鎖も
“ゼロコロナ政策”を続ける中国で感染者が再び増加し、上海では団地や学校の封鎖が相次いでいます。
中国では10日、397人の感染者のほか、統計には含まれない無症状感染者が700人以上確認されました。
上海では、感染者や濃厚接触者が立ち寄った建物が各地で封鎖され、数日間、オフィスや学校で寝泊まりを強いられるケースが相次いでいます。
ゼロコロナ政策を掲げる中国ではこれまで、大規模な都市封鎖が実施されてきましたが、上海では、ビルや店舗ごとの小規模な封鎖にとどめる方針です。
ゼロコロナ政策の限界がささやかれる中、感染対策と経済の両立を模索する動きが始まっています。