台湾・蔡英文総統“訪米”検討報道 レーガン大統領図書館が講演の依頼認める
台湾の蔡英文総統が来月訪米を検討していると報じられたことをめぐり、蔡総統が講演を計画している施設の担当者がNNNの取材に対し、講演を依頼したことを認めました。
蔡総統が講演を検討しているのは、西部カリフォルニア州にあるレーガン大統領図書館です。大統領図書館の担当者はNNNの取材に対し、講演を依頼したことを認めましたが、蔡総統側からの返事はまだ来ていないとしています。
蔡総統の訪米をめぐっては、イギリスの有力紙「フィナンシャル・タイムズ」が、蔡総統が来月上旬の中米訪問に合わせてアメリカを訪れ、カリフォルニア州でマッカーシー下院議長との会談や講演を予定していると報じていました。
マッカーシー下院議長は当初、春に自ら台湾を訪問することを模索していましたが、中国の軍事的な反発を避けるため、台湾側が、アメリカでの会談を提案したとしています。