台湾の外交部長が米バイデン政権の高官と非公式会談 中国への対応協議か
台湾の外交部長がアメリカの首都ワシントンを訪問し、バイデン政権の高官と非公式に会談する様子を、NNNのカメラが捉えました。
記者「アメリカのシャーマン副長官です」
21日、NNNのカメラが捉えたのは、ワシントン近郊の建物に入るシャーマン国務副長官です。
さらに、国防総省のラトナー次官補らも同じ建物に入りました。
そして夕方、同じ建物からアメリカ側との会談を終えた台湾の呉釗燮外交部長らが姿を見せ、カメラに向かって笑顔で手を振りました。
アメリカと台湾の高官級協議は中国の反発を避けるために、非公式で行われました。
軍事的圧力を強める中国への対応などを話し合ったとみられます。
また、野党・共和党のマッカーシー下院議長が台湾訪問を検討していることを受け、対応が話し合われた可能性もあります。