中国共産党の党大会で党の最高規則である「党規約」が改正され、台湾について新たに「台湾独立に断固反対し食い止める」という内容が盛り込まれました。

党規約の改正は22日に開かれた党大会の閉幕式で全会一致で承認されました。この中では台湾をめぐり「台湾独立に断固反対し食い止める」という内容が盛り込まれています。

従来の党規約では「祖国統一を完成する」とのみ書かれており、台湾への圧力を強める習近平国家主席の意向が強く反映された形です。

党規約の新たな条文はまだ明らかにされていませんが、習近平国家主席への忠誠を示すスローガン「2つの確立」も明記されたとみられます。

これにより党内で習氏への忠誠がルール化されたことになり、さらなる長期政権に向けた権威付けがさらに進みました。