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マクロン大統領「ウクライナがヨーロッパの一員であることを、言葉だけではなく行動で確認したい」 仏独伊首脳、EU加盟へ支援

2022年6月17日 5:44

フランス、ドイツ、イタリアの首脳が16日、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、EU(=ヨーロッパ連合)への加盟に向け支援していく考えを伝えました。

フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相は16日、専用列車でウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談しました。3首脳はこの場で、ウクライナのEU加盟申請をめぐって今後、具体的な交渉を開始できる「加盟候補国」になることを支持する考えを伝えました。

一方、ウクライナ政府高官は、ゼレンスキー大統領が会談の場で、ロシア産ガスの輸入などに関する新たな制裁案を提示したとしています。

フランス マクロン大統領「私たちは共同で、ウクライナがヨーロッパの一員であることを、言葉だけではなく行動で確認したいとの意向を伝えました」

今回の訪問には、来週以降、G7サミットやNATO(=北大西洋条約機構)首脳会議などが開かれるのを前に、ウクライナを引き続き支援していく姿勢を鮮明にする狙いがあったものとみられます。