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大型車・マイクロバスは3千円から1万円に!白川村の村営駐車場、今年10月より駐車料金の値上げを決定 GWなど繁忙期は“割増料金”を適用予定

2025年3月24日 10:40
大型車・マイクロバスは3千円から1万円に!白川村の村営駐車場、今年10月より駐車料金の値上げを決定 GWなど繁忙期は“割増料金”を適用予定
提供/白川村

岐阜県白川村が、村営駐車場の利用料金改定を発表。同村によると、2025年10月1日より、大型車・マイクロバスが3,000円から10,000円へ、普通車・軽自動車が1,000円から2,000円へ、2輪車・原動機付自転車が200円から500円へ改定されるといいます。

対象駐車場は、村営駐車場内にある、「せせらぎ公園駐車場(普通車約200台・大型車約40台・二輪車約40台収容)」、「みだしま公園駐車場(普通車120台収容)」、「寺尾臨時駐車場(普通車420台収容)」の3か所。担当者によると、GWやお盆など繁忙期については、改定後の料金に加えて、“割増料金”を適用する予定で、割増料金の詳細については今年6月頃に発表する予定だといいます。

大型車・マイクロバスにおいては、2倍以上の値上がりとなる料金改定。なぜ、白川村は料金改定に踏み切ったのでしょうか。

白川村によると、料金改定の目的は、駐車場の維持管理とオーバーツーリズム対策。同村では、昨今の観光客数の増加に伴い、村営駐車場の維持管理経費が増大。また、オーバーツーリズム対策も重要な課題となっていたといいます。

具体的にどのような課題が、維持管理経費の増大へつながったのでしょうか。

担当者によると、観光客増加によって、村営駐車場を利用する車の台数が増加。それに伴い、駐車場内に配置する警備員の人数を増やしたことも理由のひとつだといいます。

また、冬の除雪作業も維持管理経費に影響。担当者によると白川村では、雪に慣れていない、海外からの観光客も多いことから、丁寧な除雪作業を実施。観光客のなかには、不慣れな雪に車がスタックしたり、滑り止めのついた長靴や防寒靴を準備するよう案内をしていても、スニーカーで来てしまう人も多いため、安全面を考慮した除雪作業に取り組んでいるといいます。

白川村の村営駐車場の利用料金改定は、2025年10月1日より行われます。

最終更新日:2025年3月24日 10:40
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