正しい情報を選び取る力、メディアリテラシーを身につけてもらおうと、KKT熊本県民テレビが出前授業を行いました。

出前授業は、ニュース取材や放送の仕事を通して｢メディアリテラシー＝正しい情報を選び取る力｣を身につけてもらおうとKKTが行っています。今回は単位制の通信制高校第一学院熊本キャンパスで行われ、リモートも含めて約30人が参加しました。

授業では、元日の能登半島地震の後にSNSに投稿された真偽が不確かな情報などを例に正しい情報を見極める方法を考えました。

後半に行われたのは記者体験です。｢エミューが逃げた｣という架空のSNS投稿をきっかけに、どんな取材をするのか考えました。
■生徒発表
「警察にエミューが逃げ出したという通報だったり情報が入ってきているか確認する」
「実際に行って近所の人にも聞いてみるのと、何時頃に見かけたんですかと聞く」
「動物を知っている専門家にエミューがどういう生き物で、もし見かけたときにどうしたらいいかを聞く」
■講師を務めた城戸涼子デスク
「間違いない情報を選ぶにはどうしたらいいかを少し気にしながら、色んな情報に触れてもらうと情報の使い方が上手になって自分の役に立つ、間違いない情報を選べるようになるのではないか」

KKTは今後も希望する学校などで出前授業を行うことにしています。