ことしは初の“せいろ寿司”も 10年目の「加賀カニごはん」 新バージョン4月から提供へ
寄田 大地 記者:
「こちらが10年目を迎えた今回の加賀カニごはんです。いずれもカニ一杯が贅沢に使われています」
2015年のデビュー以来、これまでに約7万7000食が提供されてきた加賀カニごはん。
過去には、身だけでなくカニの出汁を使ったナポリタンや、最後にカニのソースと内子をかけて食べるドリアなど、演出にもこだわったメニューが登場。
毎年、市内の飲食店が創意工夫を凝らし、地物の香箱ガニを余すことなく使ったバリエーション豊かなメニューを考案してきました。
そして、ことしの新作はと言うと…
寄田 大地 記者:
「こちらの御膳では、せいろ寿司が初めて登場しました。さっそくいただいてみたいと思います。蒸されることによってカニのうまみが凝縮されています。なんだか優しい味わいです」
加賀ご当地グルメ推進協議会・鴨出 学 会長:
「インバウンドの問い合わせも増えておりますので、インフラというかシステムとか整備したうえで告知して、外国の方にも来てもらえるようになれば、20年も夢ではないかなと思っております」
器も九谷焼や山中漆器と、地元にこだわった加賀カニごはん。
新バージョンは4月1日から、市内の飲食店4店舗で提供が始まります。