今年は急きょ慌ただしく始まる 例年なら約1か月前に準備が始まる秋冬もの… ホームセンター関係者「やっと気温が下がって、これから冬物が本格的に」
10月2日、山陰地方では気温が上がらず雨が強まるところもー。この突然の秋らしい気温と共に島根県松江市のホームセンターでは、慌ただしく冬物の準備が行われていました。
ジュンテンドー大庭店 法山 寛忠 店長
「いよいよですね。今日もだいぶ気温が下がってきて、肌寒くなってきましたので期待しております」
家のフローリングに敷く断熱シートを、奥の売り場から店頭に移動。例年では、お盆の終わりから9月中旬には準備が始まる秋・冬ものですが、今年は1か月近く遅い展開となりました。
客
「雨やから、寒いから、着るものないかなと思って」
冬服の準備も始まるころ。しかし、この松江市のホームセンターで10月2日まで大きく展開していたのは、冬服ではなく、夏服。
高井和代 記者
「衣料品のコーナーは冬物が置かれるようになりましたが、それでもなお半分以上のスペースが夏の服で占められています」
今年は、秋に入っても順調に売れたのが夏服です。過酷な暑さが続いたため、外での作業に欠かせないアイテムです。
ジュンテンドー大庭店 法山寛忠 店長
「だいたい9月中旬には撤去してるんですけど、やっと肌寒くなって、やっと気温が下がって、これから冬物が本格的に動き出すんじゃないかなと。そうですね。急きょ慌ててます」
肌寒さを受けて、いよいよ、夏服も売り場から撤収。冬服もようやく本格シーズンがやってきました。取材したホームセンターでは、これまで小さなスペースで展開していた“こたつ”もこれからは販売数を増やす見込みだということです。寒さが進むにつれ、ホームセンターにも本格的な秋・冬の様相に変わります。