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瀬戸内海の島で春を満喫!樹齢75年のしだれ桜に…島を愛する移住夫婦が作る“春パン”

2024年3月28日 13:30
瀬戸内海の島で春を満喫!樹齢75年のしだれ桜に…島を愛する移住夫婦が作る“春パン”
大三島の教善寺に咲くしだれ桜

愛媛県今治市大三島の教善寺。門をくぐると立派なしだれ桜が…現在7分咲きで見頃を迎えています。

随行 未千住職:
「ずっと雨が続きましたらね。やっとお天気になって桜も喜んでいます」

樹齢はおよそ75年。ピンク色の可憐な花が特徴のエドヒガンという品種で桜好きの先代住職のために島の人が植えたそうです。

随行住職:
「今年は良いですわ。咲き始めがピンク色ですごくキレイなんです。だんだん咲いていくと白色になるんですけど今は一番良い頃です」

花見客:
「毎年ちょっと早めに咲くので春が来たなという感じで、 キレイで嬉しくなります」

今週末には満開のしだれ桜を楽しめるという教善寺。しだれ桜のあとは、ソメイヨシノが咲き誇る島の桜スポットです。

大三島には“おいしい春”も!春野菜を使った"島の春パン"です。

教善寺から車でおよそ5分の「パン屋まるまど」。

パン屋まるまど 小松洋一さん:
「毎週、地域の農家さんに野菜を持ってきてもらっているんですけど」

島の四季が味わえる旬の野菜たっぷりのパンや、自家製のみかん酵母を使ったパンなどおよそ30種類が並びます。

そんなまるまどオススメの"島の春パン"。

一つ目は、季節の野菜を使ったピザ!菜の花やカブ…つぼみ菜など、春色に染まったピザです。

小松さん:
「作っている側もすごい季節感を感じて面白いなと作りながら思っている。もうちょっとで春が来るんだなとか」

三宅記者:
「菜の花の独特な香り、そしてカブの甘さなど、島の春の恵みが口いっぱいに広がっています」

瀬戸内の島での暮らしに憧れ、サイクリングでしまなみ海道沿いの島を巡り、大三島に惚れ込んだ小松さん。2015年に妻・智子さんと東京から移住してきました。

"島の春パン"2つ目は。

小松さん:
「今日だったらグラタンパン茎ブロッコリーを使うんですけど」

まるまど特製のホワイトソースで、島の春野菜を包んだグラタンパンです。

三宅記者:
「シャキシャキと食感が残る茎ブロッコリーと自家製のホワイトソースが、まるでグラタンを食べているかのように美味しいです」

小松さん:
「大三島は瀬戸内海を望みながらサクラを楽しめる場所がいくつかあるので、季節に合ったパンをサクラと一緒に楽しんでもらえたら嬉しいなと思っています」

島の春がたっぷり!パン屋まるまどの春パンは、木曜・金曜・土曜に味わえます。

【パン屋まるまど】今治市上浦町井口5792
営業時間:11時半~18時 ※ なくなり次第終了
定休日:日・月・火・水

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