松野官房長官 若者の3回目接種促進へ協力呼びかけ
松野官房長官は、全国知事会や経済同友会の幹部らと相次いで意見交換し、若者の新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を促進するため、協力を呼びかけました。
松野官房長官「新型コロナに感染した場合、若い方でも重症化するケースがあり、いわゆる後遺症の心配もあることから、高齢者はもとより、若い方についても、3回目接種は重要であります」
松野官房長官は、3回目接種率について、「20代や30代は4割に満たない状況だ」と述べ、接種を加速するため全国知事会の幹部らに協力を呼びかけました。
また、都道府県にワクチン接種に関する企業との相談窓口が設置されたことを明らかにした上で都道府県の大規模接種会場などを活用した企業単位での団体接種の調整や実施をもとめました。
一方、これに先だって行われた、経済同友会の桜田代表幹事との意見交換では、企業単位の団体接種の実施やワクチン接種後に副反応があった場合に利用できる休暇制度の検討について協力を要請しました。
これに対して、桜田代表幹事は、「経済社会活動を継続する観点から要請内容について異論はない」と述べ、接種促進に協力して取り組むことで一致しました。