林外相 米国務長官に“外出制限”求める
沖縄の在日アメリカ軍基地などで新型コロナの感染が拡大している問題で、林外相は、6日朝、アメリカのブリンケン国務長官との電話会談で、外出制限の導入など感染対策の強化を求めました。
林外相「地元の不安解消に向けて外出制限の導入を含め、感染症防止拡大の措置の強化と徹底を強く求めました」
林外相の要請に対しブリンケン長官は、「在日アメリカ軍だけでなく、地域住民の方々の健康と安全が非常に重要だ」「国防総省に伝え、できる限りのことをしたい」と答えました。
会談ではまた、北朝鮮が5日、ミサイルを発射したことを受け、北朝鮮の完全な非核化に向け緊密に連携していくことで一致しました。北朝鮮メディアが、極超音速ミサイルの発射実験を行ったと報じていることについて、林外相は「分析中だ」と述べるにとどめました。