施政方針演説に立憲・泉代表「具体策ない」
立憲民主党の泉代表は、岸田総理大臣の施政方針演説について「肝心なところに具体策がない」などと批判しました。
立憲民主党・泉代表「肝心なところに具体策がない。米軍由来の感染拡大の一方で、地位協定の見直しということまではおっしゃられない。そして若者の所得の大幅引き上げと言うんだけども、具体策に乏しい」
泉代表は、「自民党の総裁選で言っていたような感染症法の見直しも後回し。金融所得課税も触れなくなってしまった」と指摘し、「岸田総理らしさがどんどんぼやけている」と批判しました。
一方、日本維新の会の藤田幹事長は、岸田総理の看板政策である「新しい資本主義」を批判しました。
日本維新の会・藤田幹事長「新しい資本主義がいかに具体案がなくて空想的なものかということを。浮き彫りになるような国会論戦をぜひやっていきたい」
共産党の志位委員長は、「新自由主義の弊害と言うならば、その責任はどこにあるのか、転換する意志があるのか。こうした点をただしていきたい」と述べ、今後の国会質疑に意欲を示しました。
国民民主党の玉木代表も「賃上げを重視するという方向性は正しいが、その先の具体像が見えない。論戦の中で給料が上がる具体策を提案していく」と国会論戦への意気込みを強調しました。