“安定的な皇位継承”めぐり自民懇談会 月内にも党の意見取りまとめへ
自民党は安定的な皇位継承のあり方を議論する懇談会を開き、月内にも党としての意見を取りまとめる考えを示しました。
自民・麻生副総裁
「(皇位継承について)すでに各党からも方針が示されておりますので、自民党としてもできるだけ早期に具体的な方向性を示す必要があろうと考えています」
懇談会は、政府の有識者会議の報告書で示された「女性皇族が結婚後も皇室に残る案」と「皇族が旧宮家の男系男子を養子に迎える案」の2案を妥当とすることを確認しました。
またこの2案では皇族数が確保できないときの補完的措置として「旧宮家の男系男子を法律で直接皇族にする案」について理解が得られたということです。
終了後、記者団の質問に応じた木原幹事長代理は月内にも党としての意見を取りまとめられるよう議論を加速したいと話しました。