野党側、岸田首相の経済対策などへの批判強める 補正予算案の審議始まる
新たな経済対策の裏付けとなる補正予算案の審議が20日から始まりました。野党側は、岸田首相の経済対策などへの批判を強めています。中継です。
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岸田首相は政務三役の辞任が相次いだことについて「任命権者として責任を重く受け止めている」と改めて陳謝しました。
立憲民主党・鎌田さゆり議員
「総理が任命した政務三役の相次ぐ辞任はもはや『辞任ドミノ』です。総理の言う適材適所とは、不適材不適所でしたね」
岸田首相
「結果として政務三役の辞任が続いたことについては、任命権者としてその責任を重く受け止めているところです。国民の皆様の信頼を回復できるよう内閣として一層の緊張感を持って、与えられた課題に全力で取り組んでまいります」
また、立憲民主党の鎌田議員は、「物価高対策以外の予算が圧倒的に大きい水膨れの補正予算案で、選挙目当てのバラマキ予算ではないか」と批判しました。
これに対して岸田首相は、「真に必要な事業を積み上げたものであり、ばらまき予算との指摘は当たらない」と反論しました。
21日から予算委員会の質疑が始まりますが、野党側は新たに浮上した自民党の派閥の政治団体が政治資金パーティーの収入を過少記載したとされる問題を巡り追及を強める構えです。自民党のある閣僚経験者は、「お金の話はダメージが大きい。起死回生のカードが何もない」と漏らしていて今後、政権がさらに追い込まれる可能性もあります。
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岸田首相は政務三役の辞任が相次いだことについて「任命権者として責任を重く受け止めている」と改めて陳謝しました。
立憲民主党・鎌田さゆり議員
「総理が任命した政務三役の相次ぐ辞任はもはや『辞任ドミノ』です。総理の言う適材適所とは、不適材不適所でしたね」
岸田首相
「結果として政務三役の辞任が続いたことについては、任命権者としてその責任を重く受け止めているところです。国民の皆様の信頼を回復できるよう内閣として一層の緊張感を持って、与えられた課題に全力で取り組んでまいります」
また、立憲民主党の鎌田議員は、「物価高対策以外の予算が圧倒的に大きい水膨れの補正予算案で、選挙目当てのバラマキ予算ではないか」と批判しました。
これに対して岸田首相は、「真に必要な事業を積み上げたものであり、ばらまき予算との指摘は当たらない」と反論しました。
21日から予算委員会の質疑が始まりますが、野党側は新たに浮上した自民党の派閥の政治団体が政治資金パーティーの収入を過少記載したとされる問題を巡り追及を強める構えです。自民党のある閣僚経験者は、「お金の話はダメージが大きい。起死回生のカードが何もない」と漏らしていて今後、政権がさらに追い込まれる可能性もあります。