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被災3県の地デジ化延期は来年3月末まで

2011年7月6日 18:06
被災3県の地デジ化延期は来年3月末まで

 東日本大震災の被害が大きかった岩手、宮城、福島3県の地上デジタル放送への完全移行の延期期間について、総務省は6日、来年3月31日までとする方針を明らかにした。

 この3県については、地震や津波の被害が大きく、24日に全国一斉に行われる地デジへの完全移行が最大1年間延長されることが法律で決まっていた。総務省は6日の民主党の総務部門会議で、3県の地デジへの完全移行の延期時期を来年3月31日までとする方針を報告し、了承された。

 また、総務省は、その間、地元放送局で継続されるアナログ放送の送信にかかわる経費約3億円の半額を補助するという。

 この方針は13日に開かれる電波監理審議会で正式に決定される。