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民主党代表選 5候補が届け出

2011年8月27日 13:57
民主党代表選 5候補が届け出

 民主党の代表選挙が27日に告示され、5人が立候補を届け出た。すでに立候補は締め切られ、5人による選挙戦が確定した。各陣営は一斉に動き出している。

 27日に正式に立候補したのは、届け出順に、前原前外相、馬淵前国交相、海江田経産相、野田財務相、鹿野農水相の5人。5人は27日午後、共同記者会見に臨み、自らの主張や政策を訴える。

 前原氏は27日午前9時過ぎ、「経済成長、日本を元気にする、それが震災復興につながっていく。こういったことを地道に、まっすぐに訴えていきたいと思う」と述べた。27日午後には正式な出馬会見を行った。

 馬淵氏は27日午前11時過ぎから陣営の決起集会を開いている。馬淵氏は選挙戦を通じて「経済の立て直しが最優先。今は増税をすべきではない」などと訴え、支持を求めていく考え。

 海江田氏は27日午前10時過ぎ、「私の考え方を述べさせていただき、(党内の)一致点を見つけて応援していただく」と述べた。海江田氏の陣営には小沢元代表も姿を見せ、引き締めを図っている。

 野田氏は27日午前8時過ぎ、「一生懸命、誠心誠意、心からのお願いをさせていただきたい」と述べ、「震災対応」と「世界経済の荒波を乗り越える」ことなどを掲げた政権構想を発表した。

 鹿野氏は27日午前10時過ぎ、自らの陣営の出陣式で「訴え続け、多くの議員にご理解していただく。あらゆる努力をしてまいりたいと思う」と、勝利に向けた決意を語った。

 代表選挙は29日に実施される。