“ミサイル”警報システム 試験でトラブル
北朝鮮が「衛星打ち上げ」と称する事実上のミサイル発射に備え、沖縄県内で5日、人工衛星を使って自治体の防災無線に警報を伝える「J-ALERT(ジェイアラート)」の試験が行われたが、那覇市など7つの市町村で、情報が流れないトラブルがあったことがわかった。
トラブルがあったのは那覇市の他、浦添市、糸満市、沖縄市、南城市、嘉手納町、東村。このうち、那覇市、浦添市では、2回行われた試験全てで放送が流れなかった。いずれも、受信機器の設定ミスや不具合が原因とみられる。
政府は、ミサイルが発射されるとみられる12日までに、再度、試験を実施して、システムが正常に作動するかどうか点検をすることにしている。