×

「グリーン成長戦略」の骨子まとまる

2012年7月4日 22:39
「グリーン成長戦略」の骨子まとまる

 政府は、エコカーや蓄電池など次世代のエネルギー技術の普及を目指す「グリーン成長戦略」の骨子をまとめた。

 政府が次世代エネルギー政策の策定を進める中、担当する古川国家戦略相は4日、東大駒場キャンパス内の省エネ実験住宅「コマハウス」を視察した。視察終了後、古川国家戦略相は「蓄電池やエコカーの普及促進」と「海洋開発などのプロジェクト」を柱とする「グリーン成長戦略」の骨子を発表した。

 このうち、蓄電池の普及については、市役所や病院などの公共施設を建設する際、大型の蓄電池を設置することを促し、20年に現在の10倍の市場規模を目指す。また、電気自動車の充電器を全国に200万基設置するなど、インフラ整備を進める考え。

 政府は、こうしたグリーン成長戦略を、今月中にまとめる日本再生戦略に反映させる方針。