「美人すぎる市議」として知られる埼玉・新座市の立川明日香市議会議員が、居住実態がないとして市の選挙管理委員会から当選無効の決定を受けたことを不服として審査を申し立てていた問題で、県の選挙管理委員会は１７日、申し立てを棄却した。

　市選管は、立川議員が定められた期間、新座市に居住していなかったとして、４月に当選を無効としている。立川議員は「生活実態はあった」として県選管に審査の申し立てをしていたが、県選管は１７日、「申し立てには理由がない」として棄却した。棄却の理由として、水道使用量が一日１回のトイレの使用よりも少なく、ブログの内容や関係者の証言が立川議員の主張と矛盾していることを挙げた。

　立川議員は、不服があれば裁決書の交付から３０日以内に東京高裁に提訴することができる。