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野田首相、親書返送に対し抗議する考え

2012年8月24日 17:50
野田首相、親書返送に対し抗議する考え

 野田首相は24日の参議院予算委員会の集中審議で、韓国・李明博大統領宛てに送った親書が返送されたことに対し、抗議する考えを示した。

 野田首相は「外交慣例上、ありえないことだと思います。本来、異論があるならば、反論があるならば、親書という形で送り返してくるというのが、まさにあるべき姿。郵送で返されたということは誠に遺憾だと思うし、抗議をしなければいけないと考えています」と述べた。

 また、島根・竹島の状況について、「韓国に不法占拠されている。わが国の固有の領土に不法に上陸をしたということです」と明言した。

 一方、自民党・山本議員は、野田首相が「近いうちに」解散・総選挙を行うことで自民党・谷垣総裁と合意したことを受け、具体的な時期はいつかとただした。これに対し、野田首相は「解散時期について一切明示したことはない」との従来の答弁を繰り返した。