自民党総裁選が１４日、告示された。５人が立候補し、議員票・党員票計４９９票を争うことになる。

　安倍元首相「私は首相を経験し、挫折を含めて様々なことを学んだ。この経験を生かし、この国難に立ち向かいます」

　石破前政調会長「この戦いは自らのためではなく、国家のために、古（いにしえ）の人々に報いるために、次の世代のために、世界のために、どうしても勝たなければならない」

　町村元官房長官「凜（りん）として力強い日本を造っていくことを、今回の選挙の統一的なテーマとして掲げている。しっかりと頑張っていこうと思う」

　石原幹事長「ここで気合を入れなきゃ、この国は沈没する。円高とデフレを克服して、あわせて財政規律をしっかりしていく」

　林政調会長代理「我が国には一体何が必要なのか、我に策あり」

　５人の立候補は、０８年と同じく過去最多。特定の候補の支持を打ち出した派閥も、一枚岩での投票行動を取ることは難しいとみられて混戦もようとなっており、上位２人による決選投票が見込まれる。総裁選は２６日に開票される。