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自民党総裁選告示、5候補が共同記者会見

2012年9月14日 19:56
自民党総裁選告示、5候補が共同記者会見

 自民党総裁選挙が14日、告示された。5人が立候補し、議員票・党員票計499票を争うことになる。5人は同日午後、党本部で共同記者会見に臨み、それぞれの違いを述べた。

 安倍元首相「首相として、挫折を含め、様々なことを学んだ。この経験を生かして難局に立ち向かっていく決意をした」

 石破前政調会長「外交とか安全保障とか、憲法を訴えてきた。党の中でもいろいろな経験をし、政府の中でも経験してきた」

 町村元官房長官「経済政策のプロを自任している。海外の経験もある。それが外相になった時に生きてきた。いろんな人脈も持っているつもりです」

 石原幹事長「バランスとそれを完遂するという強い意志。この気持ちをもって、自民党という伝統ある保守政党をリードさせていただきたい」

 林政調会長代理「経済の現場、商社で社会人生活をスタートした。働くということの大事さは誰よりも負けない強い思いを持っている」

 5人の立候補は08年以来の過去最多で、混戦もようとなっている。特定の候補の支持を打ち出した派閥でも、一枚岩で同じ投票行動を取るのは難しい状況で、上位2人による決選投票が見込まれる。

 総裁選は26日に開票される。