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選挙制度改革で与野党が実務者協議

2013年4月18日 16:56
選挙制度改革で与野党が実務者協議

 衆議院の選挙制度をめぐる抜本改革について、18日、与野党の実務者による協議が開かれたが、具体的な進展はなかった。

 協議では、与党側が「定数削減や選挙制度改革案について議論をしたい」と話したのに対し、野党側は「一票の格差是正に向け、小選挙区の数を0増5減するため、区割りを見直す改正案についても同時に議論するべきだ」と主張した。結局、議論はかみ合わず、具体的な進展はなかった。

 自民党・細田幹事長代行「きょうの時点では、(野党は)やはり区割り法案についてけしからん、ということを言いたかったのではないかなと思う」

 民主党政治改革推進本部・岡田本部長「我々は(0増)5減案について議論するということでいったわけだから、その議論をする気がないということであれば、しばらくは(協議を)開きようがない」

 次回の与野党協議の日程はメドも立っておらず、選挙制度の抜本改革は先の見えない状態が依然続いている。