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従軍慰安婦、当時の状況では必要~橋下氏

2013年5月13日 23:52
従軍慰安婦、当時の状況では必要~橋下氏

 日本維新の会の橋下徹共同代表は13日、第二次世界大戦当時の従軍慰安婦について、当時の状況のもとでは軍の規律を守るために必要だったという認識を示した。

 橋下共同代表は13日朝、「良いこととは思わない」とした上で、第二次世界大戦当時の従軍慰安婦について「日本国軍だけでなくいろんな国で慰安婦制度を活用していた」「慰安婦制度が必要なのは誰でもわかる」と述べた。

 これらの発言に対して、13日夕方、記者団からその意図を問われた橋下共同代表は、「いまは認められない」「女性が意に反してそういうところで働かなくてはいけないことは考えないといけない」という前提はあるものの、戦時中には兵士による性的な暴行があったとして、改めて、当時の状況下での従軍慰安婦の必要性を認める認識を示した。

 橋下共同代表「慰安婦制度は必要だったと。それが意に反するかどうかにかかわらず、軍を維持するとか、軍の規律を維持するためには、その当時は必要だったんでしょう」

 橋下共同代表は、今月末、韓国の従軍慰安婦だった女性と面会する方向で調整しているとし、「世界から批判があるように国を挙げての暴行・脅迫・拉致があったのかについて話を聞きたい」としている。