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テレビで新“防災システム” 総務相が視察

2014年6月4日 18:28
テレビで新“防災システム” 総務相が視察

 ICT(=情報通信技術)を生かした地域活性化の実験「ICT街づくり」事業を進めてきた総務省は4日、成果報告会を開いた。

 会場を訪れた新藤総務相は、徳島県のブースで、災害の際にテレビを通じて住民の安否確認などができる、日本テレビが開発した新システム「JoinTown(ジョインタウン)」を視察した。今年1月に140人が参加した地震避難訓練では、テレビ画面で各世帯の名字を使って「避難してください」と呼びかけられたことで、以前より平均で2分、避難が早まったと説明を受けた。また、避難所に来た人を瞬時に把握できるシステムを見て、新藤総務相は「これが重要なんだ」と繰り返した。