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衆院選公示 各党の党首が第一声

2014年12月2日 23:25
衆院選公示 各党の党首が第一声

 約2年ぶりとなる衆議院選挙が2日公示された。立候補者は全国で1191人。第3極が乱立した前回の1504人よりも大幅に減少した。12日間の選挙戦、各党の初日を追った。

 自民党・安倍総裁が第一声をあげる場所に選んだのは被災地の福島。

 自民党 安倍総裁「我々はこの選挙勝ち抜き、復興を進め強い経済を取り戻し、また再びこの地域が、そして日本が世界の真ん中で輝く国に地域にしていくことを、お約束申し上げます」

 対する民主党・海江田代表も同じく福島で第一声。

 民主党・海江田代表「安定した雇用があって、安定した収入があって、そしてそれを健全な消費をする、このことが日本の経済を好循環させていく出発点でなきゃダメなんです」

 維新の党と公明党は、ともに大票田の横浜を選んだ。

 維新の党・江田共同代表「規制改革、地域主権改革、既得権益を打破して、そして本当の改革を成し遂げられるのは、我がしがらみのない維新の党だけだと」

 公明党・山口代表「経済再生・デフレ脱却の道をさらに強くしていかなければならない。こうした道を推進できるのは自公連立政権しかないということを、国民のみなさまにお訴えする」

 次世代の党・平沼党首「自主憲法の制定をこの日本で行おう。国の盲点というものをしっかりとらえて、国民のためになる政治を行っていきたい」

 共産党・志位委員長「安倍政権の暴走をストップ。そして国民の声が生きる新しい政治を、ご一緒につくろうではありませんか」

 生活の党・小沢代表「自由競争を放りっぱなしにしていて、強い者が勝ちさえすればいいんだって言うんだったら、まさに弱肉強食の世界じゃないですか。それが根本的な間違いだ」

 社民党・吉田党首「資本主義の誤りやひずみを正し、格差を是正する。平和憲法を生かして平和をつくっていく」

 また、新党改革の荒井代表は「アベノミクスを成功させなければならない」として、家庭への投資などの成長戦略を追加する必要があると訴えた。

 安倍政権が掲げるアベノミクスの是非や集団的自衛権の行使容認、原発再稼働の問題などが争点となる衆議院選挙。今月14日の投開票に向けて12日間の熱い選挙戦が繰り広げられる。

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