維新の党は、辞任を表明した小沢鋭仁国会議員団幹事長の後任に、松野頼久国会議員団会長をあてる方向で最終調整を行っていることがわかった。

　小沢氏をめぐっては、今回の衆議院選挙で、比例代表近畿ブロックの単独１位で優遇されたことに党内から強い反発が出たため、先週、小沢氏は国会議員団幹事長の辞任を表明していた。これを受け、維新の党は小沢氏の後任に、松野国会議員団会長をあてる方向で最終調整を行っていることがわかった。松野氏が務めている国会議員団会長については、松野氏が兼務する案や、江田共同代表が兼務する案が検討されている。

　２３日、橋下・江田両共同代表らが出席する執行役員会で詰めの協議を行い、その後に開かれる両院議員総会で最終決定される予定。