岸田首相“襲撃”逮捕の男 市議会議員の市政報告会参加し「被選挙権25歳は憲法違反」訴えか
和歌山市で、岸田首相の演説直前に爆発物が投げ込まれた事件で、逮捕された木村隆二容疑者とみられる男が去年9月、兵庫県川西市議会議員の市政報告会に参加し、被選挙権について「憲法違反だ」と話していたことがわかりました。
会合には、自民党の大串正樹衆議院議員が参加していて、大串議員の事務所によりますと、木村容疑者とみられる男性が「市議選に出馬したいが、被選挙権が25歳なので選挙に出ることができない」、「被選挙権が25歳なのは憲法違反だから法改正すべきだ」と訴えたということです。
これに対し、大串議員は「社会の仕組みをしっかり勉強し、25歳になれば選挙に出られるという考え方は、国民のコンセンサスが得られている」と応じたということです。