高市大臣、放送法政治的公平性に関するレク「受けていない」改めて否定
総務省が「あった可能性が高い」としている放送法の政治的公平性に関するレクについて、高市経済安保相は14日も「そのようなレクは受けていない」と改めて否定しました。
2015年のレクをめぐり高市経済安保相はレクの存在自体は否定しないものの、中身については「いつ、どの部局から受けたかは確認できない」と述べました。
高市経済安保相「私の方で正確に日時、何時何分から、どの局がレクに来たかということを確認する術はございませんけれども、この時期にこのような(放送法の政治的公平性に関する)内容のレクを受けたということはないということを断言いたしております」
高市経済安保相は、当時の日程について総務省に問い合わせたものの、すでに廃棄され、記録が残っていなかったと説明しました。その上で「メモに書いてあった話は聞いたこともない」と述べ、政治的公平性に関するレクは受けていないと主張しました。
一方、松本総務相は文書の内容について、「まだ確認中だ」と述べ、引き続き調査する考えを示しました。