安保関連法案 きょうから参議院審議入り
安全保障関連法案の審議が27日から参議院でスタートする。世論調査では法案への国民の理解が広がらない中、政府・与党は、より丁寧な説明を行う姿勢をアピールしたい考え。
安全保障関連法案をめぐっては27日午後1時から、安倍首相も出席して、参議院本会議が開かれ、法案の趣旨説明と質疑が行われる。政府・与党は、9月27日まで延長した今国会で法案を成立させる方針。
一方、民主党など野党側は、徹底した審議を求めている。
民主党・枝野幹事長「安倍政権、そして安保法制に対する国民の不安・不満・反発というのは大きくなっている。こうした国民の声を思い、我々はしっかりと応えていかなければならないと思っている」
さらに野党側は、新国立競技場の整備計画の見直し問題でも政府を追及する構え。