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女性2閣僚が靖国参拝 安倍首相は見送る

2015年8月15日 13:14
女性2閣僚が靖国参拝 安倍首相は見送る

 靖国神社には15日、高市総務相ら2人の女性閣僚が参拝したが、安倍首相は参拝を見送った。

 安倍首相の代理人として参拝した自民党の萩生田総裁特別補佐は「自民党総裁 安倍晋三」と記帳し、私費で玉串料を奉納したことを明らかにした。

 萩生田総裁特別補佐「(安倍首相は)御英霊に対する感謝の気持ち、靖国への思いは変わらない、そのことだけはおっしゃっていました」

 萩生田氏は記者団に対し、安倍首相が2013年の参拝で、中国や韓国から反発を受けたことに触れ、「意が正しく伝わらず政治問題・外交問題化した。総合的に判断して、参拝を見送ったと思う」と述べた。

 安倍首相は14日に発表した首相談話で「我が国は先の大戦に痛切な反省と心からのお詫(わ)びの気持ちを表明してきた。歴代内閣の立場は今後も揺るぎない」としている。

 こうした中、安倍内閣からは、有村女性活躍相と高市総務相の2人の女性閣僚が参拝した。

 高市総務相「国策に殉じてかけがえのない命をささげられた方々に尊崇の念を持って感謝のまことをささげてまいりました」

 この他、自民党の稲田政調会長や内閣府の小泉進次郎政務官、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーも参拝した。