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国会前で“抗議の声” 夜中もデモ続く

2015年9月17日 23:52
国会前で“抗議の声” 夜中もデモ続く

 安全保障関連法案が特別委員会で可決されたことで、与野党の攻防の場は参議院本会議に移っている。一方、17日午後11時を過ぎた今でも国会議事堂前では抗議集会が行われている。国会正門前から天野記者が伝える。

 17日も夜遅く、午後11時を過ぎたこの時間になっても、まだまだ大勢の人が残り、声を張り上げて、安保法案の廃案を訴え続けている。

 すでに、法案は参議院の特別委員会で可決されたが、参加者は、「強行採決、絶対反対」「法案は絶対に成立させない」などと叫びながら、安保法案の成立阻止を訴え続けている。

 また、きょう印象的なのは、「野党はがんばれ」という声が、時折あがることだ。市民との連帯を掲げる民主党などの野党幹部も、17日は続々と応援に入った。野党議員の1人は、「この人たちが声をあげ続けている限り、自分たちもやり続けないといけない」と述べるなど、徹底抗戦の構えを崩していない。

 17日は、雨が強く降った中でも、ほとんど休むことなく集会は続けられた。それでもきょうも明け方近くまで、国会正門前では安保法案の廃案を求める声があがり続けるものを思われる。