「長丁場になる」国会前で反安保集会続く
刻々と安全保障関連法案の本会議採決のタイミングが近づいていく中、国会議事堂正門前では18日も夜遅くまで大勢の人が国会前に残り、安保法案の廃案と、安倍内閣の退陣を求める声を上げ続けている。
連日夜の時間帯は、学生などの若者が中心となった団体「SEALDs」が集会を主導している。学生の一人は「国会審議が続いているならば、朝まででもやる」と述べ、夜を徹して法案の廃案を訴え続けると話している。また、特に今週に入ってからは「野党、がんばれ」というかけ声も多く上がるようになった。
18日午後には、多くの野党議員が応援に駆けつけ、民主党の蓮舫代表代行が「皆さんの声は国会の中まで届いている」「私たちも最後の最後まで戦い続ける」などと訴えると、大きな歓声が上がった。
集会の主催者は、「きょうは長丁場になるので最後まで頑張って欲しい」と訴えていた。明け方近くまで国会正門前では安保法案の廃案を求める声が上がり続けるとみられる。