塩じいの愛称で…塩川正十郎元財務相が死去
「塩じい」の愛称で親しまれ、小泉政権で財務相を務めた塩川正十郎さんが19日午前、亡くなったことがわかった。93歳だった。
関係者によると、塩川正十郎さんは19日午前、肺炎のため大阪市内の病院で亡くなったという。塩川さんは大阪府東大阪市の出身で1967年の総選挙で初当選して以降、衆議院議員を11期務めた。運輸相や官房長官など要職を歴任し、2001年に発足した小泉内閣で財務相に起用され、小泉改革を支え、塩じいの愛称でも親しまれていた。
2003年に政界を引退した後は、東洋大学の総長などを務めていた。塩川さんの通夜は23日、告別式は24日に大阪府内で執り行われる予定。