安倍首相「稲田政調会長ら4役は留任」
安倍首相が1日、訪問先のジャマイカで同行記者団と懇談し、7日の内閣改造と自民党の役員人事で谷垣幹事長や稲田政調会長ら自民党4役を留任させる事を明らかにした。
安倍首相は、懇談で「次の体制においては1億総活躍社会の実現が大きなテーマになる。特に自民党内の政策立案・調整が重要になるし、来年には参議院選挙もある」と指摘。谷垣幹事長、二階総務会長、稲田政調会長、茂木選対委員長の自民党4役と高村副総裁をそろって留任させる考えを明らかにした。
内閣改造については公明党からこれまで通り、閣僚1人を起用するとともに「女性の登用を常に念頭に置きながら組閣にあたっていきたい」と話した。
新設する1億総活躍担当相については「新しい政策を進めていく上で突破力や結果を出していく能力が必要だ」と指摘した。