高市総務相“マイナンバー”発送「迅速に」
高市総務相は2日、神奈川・川崎市にある大規模郵便局を視察し、今月中旬から本格化するマイナンバー通知カードの発送事務が順調に進むよう期待を示した。
川崎東郵便局は、全国で4番目に大きい郵便局で、日本に届く全ての航空便・船便なども処理している。高市大臣は海外に出す船便小包を地域別に自動仕分けする機械を視察。1日平均でパレット7000個分になる小包のうち、7割が中国向けで、その大半は日本製の紙おむつと粉ミルクであるとの説明に驚いていた。
郵便局内にある横浜税関の出張所では、不審な手紙・小包を麻薬犬がチェックする様子を視察した。
高市大臣はこの後、記者団に対し、マイナンバー通知カードの発送事務が今月中旬以降本格化することについて、「大量の郵便物を迅速かつ正確に処理するよう力を発揮してほしい」と日本郵便への期待を示した。