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加藤拉致担当相「被害者の帰国実現へ全力」

2015年10月8日 1:50
加藤拉致担当相「被害者の帰国実現へ全力」

 内閣改造で新しく拉致問題の担当となった加藤勝信大臣が、「一日も早い被害者の帰国を実現すべく全力で取り組みたい」と意気込みを語った。

 加藤勝信拉致担当相「一日も早い全ての拉致被害者の帰国を実現すべく、対話と圧力、行動対行動の原則を貫いて、全力で取り組んでいきたい」

 一方、拉致被害者の家族は、担当大臣の交代に懸念を示した。

 拉致被害者家族会・飯塚繁雄代表「古屋さんがかわり、山谷さんがかわりと、それだけをとれば本当にやる気があるんですかと、政府に問いたいです」

 拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表は、大臣は短期間で交代せずに同じ人が続けるべきだと訴えた。一方で、加藤新大臣については、「期待はしたい」とした上で、1億総活躍担当相などと兼務となったことについて、「兼任だとしても200%の力を発揮して、拉致は100%という形でやってほしい」と注文をつけた。