日タジキスタンが農業・麻薬対策支援で合意
中央アジア訪問中の安倍首相はタジキスタンのラフモン大統領と会談し、農業分野や麻薬対策などでの支援で合意した。
安倍首相「農業分野での協力の成果の一つとして、今回、バッタ対策に関し、近隣国を交えた約6億円の無償資金協力の交換公文を締結しました」
会談で安倍首相は、タジキスタンの農業支援のため、バッタのモニタリングや駆除などに約6億円のODA(=政府開発援助)の拠出を伝えた。
また、タジキスタンはアフガニスタンと接し、イスラム過激派の拡大や麻薬の流入に対する懸念が増大していることから、日本政府が資金提供する形で麻薬対策官の研修を行うなどの麻薬対策や、国境管理分野で支援していくことで合意した。
この後、ウズベキスタンに移動した安倍首相は、日本時間25日午後、カリモフ大統領との首脳会談を行う予定。