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尖閣南の公海上に中国軍艦 海自が警戒監視

2015年11月13日 2:10
尖閣南の公海上に中国軍艦 海自が警戒監視

 沖縄県尖閣諸島の南の公海上で、中国海軍の艦船が11日から12日にかけ、東西に1往復半、反復して航行を行い、海上自衛隊が警戒監視活動にあたった。

 防衛省によると、11日午後5時ごろから12日午後7時ごろにかけて、中国海軍の「ドンディアオ級情報収集艦」が尖閣諸島の南の公海上を東西に一往復半、反復して航行した。尖閣諸島の南側の接続水域付近で中国海軍の艦船が航行したのは初めて。船はその後、北西の方向に去ったという。

 今月16日からは尖閣諸島の近海などで海上自衛隊とアメリカ軍による大規模な演習が行われる予定で、防衛省幹部は「演習に合わせた活動ではないか」と話している。