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“承認取り消し” 防衛省が不服審査請求へ

2015年10月14日 12:02
“承認取り消し” 防衛省が不服審査請求へ

 アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、沖縄県の翁長知事が名護市辺野古の海の埋め立て承認を取り消したことを受け、防衛省は14日中に国土交通相に取り消しの無効を求める方針。

 提出するのは、取り消しの無効を求める「行政不服審査請求」と審査結果が出るまでの間、取り消しの効力を止める「執行停止の申し立て」。

 13日の承認取り消しにより、政府は現在、埋め立て工事を行うことができない。防衛省としては、執行停止の申し立てを行い、これを認めてもらうことで工事に着手したい考え。

 申し立ては、早ければ1週間程度で認められる見通し。