防衛省「中国の無人偵察用気球と強く推定」 日本の領空内で確認されていた“気球型飛行物体”について
2019年以降、日本の領空内で確認されていた「気球型の飛行物体」について防衛省は14日夜、「中国が飛行させた無人偵察用気球だと強く推定される」と発表しました。
防衛省は2019年と2020年、さらに2021年のものなど、日本の領空内で確認されていた「気球型の飛行物体」について「中国が飛行させた無人偵察用気球だと強く推定される」と発表しました。
防衛省は外交ルートを通じて中国政府に事実関係の確認を求めました。
また、今後、このような事態が生じないよう、強く求めるとともに「気球などによる領空侵犯は断じて受け入れられない」と申し入れました。
防衛省はこれまで以上に「気球」についての情報収集や警戒監視に努めるとしています。