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井上氏が離党届「元気」政党要件失う可能性

2015年12月7日 20:13

 「日本を元気にする会」の井上義行参院議員が7日、「新たな道で政治活動をしたい」として離党届を提出した。これにより、「日本を元気にする会」は政党助成法上の政党要件を失う可能性がある。

 井上氏は7日午前、「日本を元気にする会」の事務局に離党届と会派離脱届を提出した。離党の理由について、井上氏は「今後、新たな道で政治活動に取り組みたい」としている。離党が認められた場合、「日本を元気にする会」所属の国会議員は4人となり、政党助成法上の政党要件を失うことになる。

 井上氏は第1次安倍内閣で首相秘書官を務めた経験を持ち、2013年の参議院選挙ではみんなの党から出馬し、比例代表で当選した。関係者によると、井上氏は今後、無所属のまま参議院の自民党会派に入会することを念頭に置いているという。